1972年、弊社は米国Everlube® Products社の日本総代理店として設立しました。
今では歴史の授業でしか知る術がなくなった、第二次世界大戦終戦からたった15年後のこと、高度成長期の終盤の年です。
その後、輸入販売することとなったEverlube® Products社製「Solid Film Lubricants(ソリッドフィルムルブリカンツ)」は、当時の数少ない情報にいち早く着目された企業様の、大規模な技術開発及び製造等にご利用頂き、現在まで変わらずご使用頂いております。
しかし一部の企業様で業績は着実に上がっているものの、日本国内での認知度がいまだ非常に低いのが現状で、日本語訳の「固体被膜潤滑剤」という言葉でさえ、ピンと来る人は少ないといった状況です。
「どうすればこの製品の認知度が上がるだろうか?」
設立から50年が経ち、常に思案してまいりましたが、固体被膜潤滑剤やソリッドフィルムルブリカンツといった長い名称ではなく、呼びやすい略称として『ソリフル®』をこの度商標登録いたしました。
今後は従来の潤滑剤であるオイルやグリスに並ぶ、第三の潤滑剤として『ソリフル®』をどうぞお見知りおき下さい。
さて、弊社の取り扱うEverlube® Products社製『ソリフル®』とは一体どんなものなのでしょうか?- これは、第二次世界大戦時、「銃器具の連射や高荷重によるかじり・焼きつき防止や、摩擦係数を下げ負荷を軽減する事」を目的として
- 米国で開発・完成された製品になります。
これらの製品は半世紀以上経った今なお、米国の主力産業で使われ - 続け、さらに新規開発されたラインナップも加わり世界中で高く評価されております。
具体的には、金属同士の摩耗や摩擦の保護を、粘る材質のグリスや - オイルで機能させるのではなく、グラファイトや二硫化モリブデンといった潤滑性のある微粒子を用いて、サラサラとした非常に滑らかな保護膜を形成して機能させる製品になります。
また、従来グリスやオイルに求められていた耐摩耗や耐摩擦だけでなく、耐熱や耐薬品といった付加価値を持つEverlube® Products社製『ソリフル®』も取り扱っております。
2022年、Everlube® Products社製『ソリフル®』を、もっと広く - 日本の皆様のお仕事の場で使って頂きたい、そしてお役に立ち続けたいとの願いを込めて、社内はもちろん社外のお客様に対しても
- 『いつでも感謝しあえる仕事を』
- と社是を掲げなおし、新体制をスタートさせました。
- 潤滑でお困りのお客様、一度お話を伺えませんか?
いつでもお待ちしております。
株式会社 サン・エレクトロ
代表取締役 齋藤 江里子
㈱サン・エレクトロはアメリカのEverlube® Products社の日本総代理店です。
ソリフル®は、Everlube® Products社の「Solid Film Lubricants(ソリッドフィルムルブリカンツ)」を
日本国内でもっと呼びやすく親しまれるように名づけました。
ソリフル®は、Everlube® Products社の「Solid Film Lubricants(ソリッドフィルムルブリカンツ)」を
日本国内でもっと呼びやすく親しまれるように名づけました。
緊急のお知らせ
Everlube® Products社では、2021年2月にアメリカ南部を襲った大寒波の影響で製造施設の多くが廃業などをせざるを得ない状況になったことを皮切りに、原材料の高騰が続いております。
しかし2022年4月現在もなお 、入手困難な状況が継続して改善の兆しが見えない状況が続いております。欠品商品のリードタイムも通常であれば4~5週間だったところ、12~16週間
と尋常ではない状況となっております。製品のご検討やすでに製造ラインのご予定が立っているものは、なるべくお早目のご注文を推奨しております。
2022年4月8日
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言、及び近隣地区での感染情報等により、やむおえず業務時間短縮や臨時休業をする場合があります。
お問い合わせはファックスかメールでお願いします。ご不便おかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
2022年4月